鳥獣人物戯画

京都の高山寺に伝わる国宝の絵巻物。
甲乙丙丁の4巻からなり、甲乙は平安後期、丙丁は鎌倉初期の制作とされる。
全長44メートルにも及び、墨線のみで描かれた白描画で
遊び心にあふれた、世界的にも有名な戯画の代表作です。

高山寺
鳥獣人物戯画
鳥獣人物戯画

京都 栂尾山 高山寺 -世界遺産-

高山寺は京都市右京区栂尾(とがのお)にある古刹。創建は奈良時代に遡るとも言われている。
建永元年(1206)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、中興開山した。
現在も国宝・重要文化財1万点余を所蔵している。栄西禅師から贈られたお茶の実を栽培し、苗が宇治へと伝わったことから、お茶の発祥地としても知られる。
甲乙丙丁四巻からなる、「鳥獣人物戯画」を所蔵。擬人化された動物たちを描いた絵巻物は日本最古の漫画として世界から注目を集める国宝。
川端康成、白洲正子や河合隼雄が愛した栂尾の自然と共にあるお寺である。

イザベル・ボワノ